士郎先生!

先日、原作者の士郎正宗先生と
青心社の青木さん、小笠原さんとお会いしてきました!!

制作途中の映像も、どきどきしながらお持ちしたのですが、
ご覧いただいて即座に「手間がかかっている映像ですね~」と
作り手の努力をくみとってくださいました。
うれしかった~・・

あまり書くとネタばれになってしまいますが、
今回独自に工夫した部分に関してもご助言いただくなど、
非常に濃い時間を過ごさせていただきました。

後半は冗談話も盛り上がり、、
笑って帰ってきたのですが、
あとから「アップルシード」を世に出した方々とお会いしたんだ~・・と
激しく感激してきました。

まだ先は長いですが、がんばる糧になりました!
この場を借りてお礼申し上げます。

背景もご期待下さい

今回の背景は、あの美峰さんが担当。

さすがに美峰さんという感じの仕上がり。
少し、世界観もタッチも新しい。

手間の掛かるクオリティだけあって
簡単には進まず大変そうだ。

多くのCG会社が一斉に制作を進めている関係で、
どうしても美峰さんに負担が集中してしまう。

美峰さんならではのタッチである以上、
こればっかりは、待つしかない。

それだけ待つ価値のある素晴らしい美術背景が
届きますから・・・どうか、各社の皆様、
ご理解とご協力を!

ウェルツアニメーションスタジオ

何かと熱い会社です。
最近は特に3D映像、3D音響に力を注いでいる会社。

ウェルツが凄いのは、3年前、
独立系の小規模なプロダクションでありながら、
立派な3D立体映像を作ってしまったことだ。

普通、多額の製作費が必要なプロジェクトは、
スポンサー探しから始めるが、
平沼社長は、とりあえず作っちゃったのである。

拝見させてもらったが、
出来栄えも素晴らしかったが、
スタッフ一同で歌まで吹き込んでいたのに驚いた。

今回のプロジェクトを企画した時に
絶対に乗ってくれると思ったのも
この平沼社長。

本当は彼に演出に立ってもらおうと思ったのだが、
すでに演出畑から卒業したのか
プロデューサー業務で大忙し。代わりに、
推薦してきたのは佐藤明登さん。
確かに推薦してきただけのことはある。

最近は、ピュアに作品作りに熱い人は
少なくなったが、平沼社長は
CG業界の松岡修造とでもいいますか、
とにかく熱い。

そのチャレンジ精神を見習わないと!

ダイナモピクチャーズ

ダイナモピクチャーズさんの上げてきた
ファイナルイメージ。

ちょっと感激。ダイナモさんらしく
絵の丁寧さを感じる。

演出の難波さん、
撮影監督の宮田さん
ともに、気さくで丁寧な方なので
それが絵にも出ているのかも。

第1話を担当して頂いているので
いろいろ不具合がダイナモさんの作業の中で
発覚することが多く、何かと
ご迷惑をお掛けしているのである。

ダイナモのCGプロデューサーは原口さん。
自らもショートフィルムを作り、賞も取ってる方。
今回の主旨を理解して、
アップルシードの世界観が好きな
クリエーターを集めてくれた。

感謝です。

ちなみに今年、日仏合作のフルCGアニメ
「よなよなペンギン」を制作したのも、このダイナモ。
常に新しいこと、大きなことに挑戦している感じがする。

昔から、担当者に関係なく「ダイナモクオリティ」という
何か安心させるものがあり、今回も是非と声を掛け、
その結果に答えてくれています。正直、うらやましい。

*今流行りの3D立体映像ですが、
20年近く前から取り組みコンテンツが豊富なのも
ダイナモです。

モズー

今回、モーションキャプチャースタジオの
モズーさんにもお願いしている。

モズーの代表は、竹原真治さん。
業界でも巨匠クラスの有名人。

アニメーションのこだわりは強く、
常に満足していない職人肌。
何か新しいものを仕掛けようと
頑張っている方。

普段は、最終仕上げまで行っていない会社だけど、
特別に最後までやってくれることになった。

しかも、竹原さんならではの独自の手法で制作。
演出には、あの由水桂さんを起用。

先日、数カット見せていただいたが
さすがという感じ。

以前、モズーさんのもう一人の巨匠・棟方さくらさんに
コンテンツのアニメーションを丸々お願いしたことがあり、
出来栄えが良く、その時からモズーさんは
モーションキャプチャーだけでなく、
丸ごと作ればいいのに・・・と思っていたのだ。

完成が実に楽しみですが、
先々のモズーはもっと楽しみです!

ちなみに、モズーのスタジオに伺うと
作品作りが好きな雰囲気を感じます。
さらに、お客様思いのアイテムも多く、
そういうところにも、竹原さんのこだわりの
メッセージを感じます。